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24 2022.11.12第48回奈良教育大学附属小学校教育研究会参加記

  11月12日に上記研究会に参加しました。翌々日14日(月)が京都女子大の授業日で、前日もその準備に追われていたため、研究会を振り返り感想を書くのが3日後の今日になってしまいました。  約1年前に刊行された奈良教育大学附属小学校の実践報告書については、私のブログに以下の投稿をしました。 16 教育学文献学習ノート(28) 奈良教育大学付属小学校『みんなのねがいでつくる学校』(クリエイツかもがわ)   https://gamlastan2021.blogspot.com/2022/07/1628.html  私が所属している「子どもを語ろう会」という研究会では、今年7月の例会で上記報告書の検討を行ないました。そして、11/12の同校教育研究会に参加した上で、11/19の例会でそれについての交流を行なうことになっています。  そういうこともあって11/12同校教育研究会への参加を楽しみにしていました。  もう一つ、私は2019年度で大学の正規教員を退職しましたし、30年住んだ三重県から生まれ故郷の京都へ戻ったこともあり、学校現場での校内研究会とか授業公開を参観する機会がなくなりました。指導学生がいないので教育実習校の訪問もありません。ふり返ってみると、2019年7月に鈴鹿市の小学校で5年生2クラスの子どもたちに「ヒトのたんじょう」の授業各2時間をさせていただき、同年9月に京教大連合教職大学院の仲間と長野県伊那小学校の見学に出かけましたが、それ以降今まで学校訪問・授業見学の機会を3年以上持つことができませんでした。ちなみにこの間、奈良教育大学附属小学校もコロナ禍による教育研究会(=学校・授業公開)の中断を余儀なくされたそうで、同校にとっても今回の授業公開は特別の意義を持つものであったようですが、参加した私個人もとても期待を持って、新鮮な気持ちで参加しました。 (1)公開授業 2年3組 国語 あまんきみこ「きつねのおきゃくさま」 入澤佳菜先生  入澤佳菜先生の実践のことを私が初めて知ったのは、『教育』No.897(2020.10)の特集「不自由を乗り越える教育の可能性」の報告の一つとして掲載された「社会をつくる 子どもも私も」でした。2019年度6年生クラスでの体育大会種目をめぐる子どもたちの意見対立・確執と和解へのプロセス、そしてその後突然降って湧いた2020.2.27