37 読書ノート 原田真知子『「いろんな人がいる」が当たり前の教室に』(2021)
➀ 原田真知子『「いろんな人がいる」が当たり前の教室に』(高文研) 【2021.3.21刊行 2024.2.16-22通読 2.24-26ノート作成】 (参考) ② 片岡洋子「『自己の育ち』と子ども理解」 教育科学研究会編『教育』No.906【2021.7.1刊行 2021.?.?通読 2.24.2.24再読】 ③ 原田真知子・片岡洋子「インタビュー 小学校教育実践をめぐる対話」 教育科学研究会編『教育』No.937【2024.2.1刊行 2024.2.16通読】 ④ 原田真知子「子どもが子どもとして生きられる教室へ 4年生とともに学んできたこと」 教育科学研究会編『講座 教育実践と教育学の再生 2教育実践と教師 その困難と希望』(かもがわ出版)』【2013.6.30刊行 2024.2.24通読】 ⑤ 原田真知子「子どもたちが教えてくれていること」 教育科学研究会編『教育』No.918【2022.7.1刊行 2024.2.24通読】 京都教科研第351回例会(2024.2.17)に向けて、『教育』No.937(2024.2)の「特集1 現場目線の大学論」を通読しました。その中の原田真知子さんと片岡洋子さんの対談( ③ )を読み、すぐに ➀ を以前に入手していたことを思い出しました。 ➀ は2021年3月の刊行で、おそらく私は ➀ 刊行から間もなくの片岡洋子論文( ② )で ➀ を知り、入手したのではないかと思います。もしくは、 ➀ の解説を書いておられる上間陽子さんによる紹介をどこかで読んだのかもしれません。いずれにせよ、せっかく入手したのにすぐに読んでおらず、書架にしまっていました。しかし、 ③ の原田・片岡対談を読むよりもしばらく前に、書斎の《近々読みたい本》を集めたコーナー(書架が足りず、床の上^^;)に本書を置いていました。 『教育』No.637の大学教育特集の中に原田・片岡対談があるのは、小学校教師を退職された原田さんが大学の授業を担当されているからで、それについては後で触れたいと思います。 原田真知子さんは1982年度小学校教師入職で2017年度退職、最後1年間の再任用を含めて「36年間、学級担任をつとめて」(本書著者紹介)こられました。本書には12編の年間実践記録と6編の短いエピソードが収められています。そのほとんど